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戦国ふぁっしょん! [旅・歴史]

11月8日のサンデー版が、歴女さん向けの内容でした。
091108サンデー版左.jpg091108サンデー版右.jpg

「人気ランキング」が載っていますが、一昔前ならきっと森蘭丸がランクインしていたはず・・・と思うのです。
ドラマでは必ず美少年(今で言うイケメン?)と言われる人が演じていましたし。
ずぅ〜〜っと古くは(私が生まれる前の大河ドラマ『太閤記』で)片岡孝夫(現:十五代目仁左衛門)さんも、演じた重要なキャラですよ。
信長の寵愛を受けながらお小姓として傍に仕え、18歳の若さで散ったところが人気だったんですよね。
でも、ここにランクインしてこないのは、きっと『戦国BASARA』のせい。(市のせい、とは言わないけど)
あのガキっぽい蘭丸ではね・・・・[バッド(下向き矢印)](美少年に程遠い・・・・[もうやだ~(悲しい顔)]

女性の1位が伊達政宗なのは納得です。私もです[揺れるハート]
ただし、私の場合は1987年以来ずっとです。
『BASARA』とは全然関係無く、大河ドラマ『独眼竜政宗』で惚れたから。
梵天丸もかくありたい」は、今年の「こんな所に来とうはなかった」よりも、きっとずっと名台詞ですよ。発言も前向きだし[exclamation×2]
だからゲームでも、片倉小十郎が居るなら伊達成実や鬼庭綱元も活躍させてくれればいいのに、と考えてしまうのですが、登場人物が多くなりすぎて無理なんでしょうね。

それにしてもこのランキング、『戦国BASARA』の影響大きいなぁ。
(ちなみに大河ドラマ『独眼竜政宗』の真田幸村は、若林豪さんが演じていました。イメージ全然違いますよね)


さて、そんな戦国ブームと言われる中、名古屋の徳川美術館では「戦国ふぁっしょん〜武将の美学」という秋季特別展が開催されていました。
あ、正確には開催されています、ですね。15日までですから。
開催初日の10月10日には、山本寛斎氏の記念講演会『人間讃歌/戦国のふぁっしょんと武士の美意識』があったようです。
徳川美術館正面.jpg

庭園の楓も紅く色づき始めていました。
091114徳川園.jpg

会場内は歴女さんで溢れているのかと思いきや、結構年配の方々が多く、そこそこの混み具合で楽に観て回れました。
今までで一番「見えないよ〜〜〜ぅ[あせあせ(飛び散る汗)]」だったのは、源氏物語絵巻の復元作品が公開された時だったかも。

チラホラと見かける若い女性たちは、何やら熱心にメモをとっていました。
二次創作のネタにでも使うのでしょうか?

展示品は「ふぁっしょん」がテーマだけあって、鎧、兜、着物が中心でした。
金髪のカツラ?と思うような熊の毛をあしらった兜もビックリでしたし、毛利元就の孔雀の羽根つき兜も美しくてカッコ良かった[ぴかぴか(新しい)]
「これかぶって馬に乗って走ったら、空力悪そうだよねぇ〜」と思わず口にしてしまうような兜も。
金色の陣羽織が現存していたり、現物を元に忠実に復元された着物などもあり、「天下を狙う人って自己主張と言うか自己顕示欲と言うか、要するに目立った物勝ちの派手好きなのね」というのが主な感想でした。
誰の所用のものか忘れてしまいましたが、鏡のように顔が映るほどに黒光りした派手な黒の鎧兜もありました。・・・・・う〜〜誰だったか思い出せない・・・[ふらふら]

やっぱり図録は買っておくべきだったかな・・・[たらーっ(汗)]
ま、次に行く時にバックナンバーで買えばいいか。

徳川美術館のミュージアムショップで売られているものは、普段は徳川家関連のものと源氏物語絵巻関連のものが中心です。
ですが今回の企画展では、それ以外の武将たちのグッズが並んでいました。
鎧兜のフィギュアやペーパークラフト、キーホルダー、タオルなど。
私は政宗に関連するものを買ったわけですが。
これは幟に見立てたタオル。091114伊達幟タオル.jpg
家紋をアップで写してみました。
091114伊達家家紋アップ.jpg

スズメちゃんたちが目を吊り上げてにらめっこですよ[わーい(嬉しい顔)]
もう一つは花押のハンドタオル。
091114政宗花押タオル.jpg

密書がバレそうになった時に「自分の直筆の物には花押のセキレイの目に針の穴を通してある。穴が空いていないものは偽物だ。」と、その場で秀吉に嘘をついてごまかしたエピソードを思い出して、「セキレイの目だ[るんるん]」と喜んで手にしてしまった私です。


帰宅してからパンフレット(チラシ)を改めて見ると、「武将たちは戦国時代のファッションリーダー」「甲冑は防護服であり、ファッションであり、変身願望を満たすコスプレでもあった」と書いてありました。

なるほど。
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杏珠

空力悪そうな兜=黒田長政所用の一の谷形兜、
黒光りする鎧=尾張徳川家初代・義直所用
ではなかったかと。
鎧兜って武将たちが「俺の生き様見とけ!!」って訴える晴れ着だったんだよ、きっと。
by 杏珠 (2009-11-15 22:23) 

SUMAKO

面白い企画展ですね。
それにしても、シル子さんの記憶力に脱帽です。
「独眼竜正宗」の配役を覚えていらっしゃるなんて・・・私、言われてみて「確かそうだったわ」と思い出す程度。
でも、心に残る大河ドラマでしたね。
本題から少しそれますが、私が今まで一番心に残っている大河ドラマは、仲代達也主演の「新平家物語」です。シル子さんはまだ生まれる前?
by SUMAKO (2009-11-15 22:33) 

青苺シル子

SUMAKOさん
『独眼竜政宗』は、DVDボックスで全話持っているから覚えているんです。
でなければさすがに20年以上も前のドラマの脇役までは覚えていられません(^-^;)
『新・平家物語』はリアルタイムには見ていませんでした。
大河ドラマ名場面特集のような番組で、清盛が「死にとうない・・・」とゆらゆらと立ち上がって歩く場面を見て、全話観てみたいな、と思いました。
私の中での大河ドラマの記憶の始まりは、『風と雲と虹と』のラストシーン、かな?平将門の頭に矢が刺さり、命を落とすところ。
・・・こわかったです・・・・。
わりとしっかり記憶に残り始めたのが『黄金の日々』や『草燃える』辺りからです。
今でも北条政子役は岩下志麻さん以上の人は居ない!と思っています。(政宗の母・義姫もそうですけど)
by 青苺シル子 (2009-11-16 02:09) 

青苺シル子

杏珠
そういえばそうだった!サンキュ!
一の谷の地形を表した兜って、どういう意味があるんだろうね?
「自分も鵯越できるぞ!」っていう意気込み?
by 青苺シル子 (2009-11-16 02:15) 

ささ

『BASARA』は全く知りませんが~
大河ドラマ『独眼竜政宗』は私も大好きですv
渡辺謙さんカッコよすぎv
『徳川家康』の時だったかの、
役所さんの織田信長もカッコよかったなぁ~
でも、小学生の時から妙に上杉謙信がお気に入り。
多分、名前の漢字が好きだったのだと思います、あれ(#ノ▽ノ#)
兜は、いろいろ自己主張していて、面白いですよね。
去年行った黒田二十四騎展でも、
いろいろ面白いのが見られましたから。
全国行脚したら、本当に楽しいだろうなぁと思いますv
by ささ (2009-11-19 09:41) 

青苺シル子

さささん
『戦国BASARA』はバトルアクションゲームなので、時代設定とか無視した造りになっています。
政宗は20年遅れて生まれてきたことを悔しがっていましたよね。
謙さんの政宗は、本当にカッコよかった♡
その2年後くらいの正月特番時代劇スペシャルで、謙さんが『織田信長』の主演をして、それもまたカッコよかったんですよぉ〜(^▽^)♪←筋金入りの謙さんファン
病気で降板しなければ、映画の『天と地と』で上杉謙信役も観る事ができたんですよね。
黒田二十四騎展とは、長政関連の展示ですか?
美術館や博物館に行くと、他地区で開催されている催しのポスターが貼ってあって、そういうのを見ると本当に「全国行脚」してみたくなりますね。
by 青苺シル子 (2009-11-21 00:10) 

kei

やっぱり独眼竜の方がかっこいい。あの台詞は忘れない「let's party,guys.派手に行こうぜ!」
by kei (2009-11-21 01:44) 

青苺シル子

計さん
何と比較しての「やっぱり」「の方が」なのかは聞きませんが、記憶に刻むほど気に入ったセリフなんですね。
大河ドラマ『独眼竜政宗』もお勧めしますよ。
by 青苺シル子 (2009-11-22 00:21) 

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