懐かしいイラスト発掘：私のお氣に入り：SSブログ

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懐かしいイラスト発掘　[音楽・演劇] [編集]

以前、同人誌を作っていた時に原稿として描いたイラストが出て来ました。

1989年上演のスーパー歌舞伎・京劇『リュウオー／龍王』のワンシーンです。
題して「世にも美しい３ショット」

決して、イラストが美しいわけではなく、本物が美しかったのです

左：観世音菩薩／市川右近さん　　右：勢至菩薩／中村信二郎(現・錦之助)さん
　　　　　　　　　　中央：海彦の妻・天道（あまじ）／市川笑也さん

公演プログラムの写真を、穴があくほど見つめながら描きました。

確か、下絵〜ペン入れ〜スクリーントーンなどの仕上げと、完成までに一週間近くかかったことを思い出しました。
何せ衣装の装飾が細かい

今だったら、よーやらん！（苦笑）

信二郎さんは市川猿之助一座や、その門下の若手達で構成された二十一世紀歌舞伎組で、重要な役どころを演じていました。
『ヤマトタケル』では熊襲弟タケル、『オグリ』では薬師如来、『八犬伝』では犬塚信乃、『雪之丞変化2001年』では雪之丞など。
信二郎さんの立役と笑也さんの女形、それはもうウットリするほど美しいご両人でした。

その後、一座を離れて活動されているので、なかなか観劇する機会がありません。
猿之助一座の公演は、ほぼ毎年夏に名古屋の中日劇場で公演があるのですけれど、その他の公演はどの役者さんがどこに出演されるのか、調べなければ分からなくて・・・。
や、調べればいいだけのことなんですけど・・・(-_-;)

現在、名古屋では御園座において「信二郎改め二代目中村錦之助　襲名披露」の吉例顔見世が行われております。
でも・・・顔見世は通常の公演よりもお値段が高いので、観に行くことができません

次に機会があったら、是非とも観劇に行きたいと、改めて思いが沸き上がっている今日この頃です。

2008-10-20 22:08 nice!(5) コメント(6)
共通テーマ：演劇

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素晴らしい才能をお持ちなのですね。
写実的に見たものを描くだけではなく、想像を膨らませて、美しさを表現できるということは、なかなか出来ることではありません。
とことん絵が下手な私、とってもうらやましい限りです。

顔見世は、私も1度は・・・と思いますが、おっしゃるように高嶺の花。いつかは行ってみたいですね＾＾。
by SUMAKO (2008-10-21 00:19)

キャー q(≧∇≦*)(*≧∇≦)p キャー
ステキｖ
とっても丁寧に細かく描かれていて～
こう丁寧に細かく描き込まれている絵柄って、
大好きなんですｖ
いやぁ～ん、シル子様、とってもお上手ですね。
また描かれたら良いのに～ｖ

あ、二十一世紀歌舞伎組、いいですよねｖ
私はあんまり歌舞伎はわかりませんが～
知人に物凄い笑也さんファンがいて、
地元に来た時、一緒に観にいってました。
私は猿也さんが好きだった（女形じゃあないけれど・笑）。
by ささ (2008-10-21 22:47)

SUMAKOさん
多才な趣味をお持ちのSUMAKOさんから、そのようなお言葉をいただけると照れますが、ありがとうございます。
でも逆に、写実的に描くことが苦手なんです。
その昔デッサン教室に通った時に、講師の先生から注意を受けました。

そういえば歌舞伎座が立て替え工事のために、2010年でいったん姿を消すそうですね。
来年から「さよなら公演」をやるとか。
終幕前に一度行っておきたい気がします。
by 青苺シル子 (2008-10-22 00:05)

さささん
ありがとうございます〜(*^-^*)
演劇ものの本を作っていた時は、見本とする写真が有ったので、楽でもありその反面、緊張もありました。
あまり下手に描くと、ご本人に対して申し訳なくて・・・。
細かい柄物とかは、描き始めるととことん容赦なく(？)やってしまうので、後で疲れが出ます。
点描を打つと、しばらく手が止まらなくなったりしません？
また時間と気持ちに余裕が有る時に、描いてみますね^^

猿之助さん一座の地方公演って、確か九州方面で多くありましたよね。
笑也さんのファンクラブに入っていた頃に、ハンディカメラで撮影したオフショットのビデオが会員向けに発売され、それで見た覚えがあります。
猿弥さんがお好きとは、なかなかに渋いですね♪
コミカルな役から赤い顔の悪役までこなして、芸の幅が広いですよね〜。
『雪之丞変化』のお初姐さん(春猿さん)とむく犬(猿弥さん)のやり取りが好きでした。
by 青苺シル子 (2008-10-22 00:33)