『華の王』 [コミック・アニメ・ゲーム]
鶴岡八幡宮の大銀杏の樹が、倒れてしまいましたね。
まだ一度も行った事がなくて、そのうち行きたいなと考えていたところへの残念なニュースでした。
植え直してうまく根付くといいのですが。
一度も行った事がないわりに、なんだか見覚えのある風景に思えるのは、『遙かなる時空の中で3』のゲームの背景で見ていたからに間違いありません。
ところで・・・
2月中旬からCSの時代劇専門チャンネルで、大河ドラマ『草燃える』の再放送が始まり、また、『遙か3』をプレイしていたことで、以前好きだったあるコミックを思い出しました。
そこで、この機会に改めて読み返してみました。
北条政子の半生を描いた『華の王』
現在は文庫本で出版されているようです。
『草燃える』は約30年前(初代ガンダムと同じ年)の番組なので、記憶も曖昧でした。
キャストは結構正確に覚えていたのですが。
改めて観ると、松平健さんは爽やかで凛々しくてカッコいいし、松坂慶子さんは本当に可憐で可愛くて美しい
あ、『ケロロ軍曹』のギロロ役の中田譲治さんが坂東武者の一人として出演されていたのには、驚きました。
このドラマを観ていて、ここしばらく忘れていた「私は源義経が嫌いだったんだ」という事を思い出しました
同じく大河ドラマの『炎立つ』の義経も嫌い
(注:原作小説の『炎立つ』に登場する義経は嫌いじゃない)
この2作は脚本家が同じなので、この人の脚本による義経像が嫌いなだけなのかもしれませんけど・・・。
なぜ忘れていたかと言えば、『遙か3』の九郎さんがいいヤツで好きなキャラの一人だったから。
話は戻って『華の王』ですが、この作品は北条政子が主人公で、女性の目線から見た物語になっています。
この政子と頼朝の関係は好きですね〜。
うわなりうち、という風習についても、この本を読んで知りました。
2人が幼い頃に一度出逢っていた、というオリジナルのお話も織り込まれているのも、面白いです。
2人の長女の大姫と木曾義仲の息子の義高の悲恋は、何を見ても読んでも同じように描かれているので、きっとあの通りだったのでしょうね。
ちなみに、ここに描かれている義経も、やっぱりキライ。
「判官贔屓」の本家本元ですけど、私は贔屓する気になれません。
歌舞伎の『義経千本桜』は特に「四ノ切(河連法眼館の段)」が好きで、何度か観劇してますが、お目当ては九郎判官ではなく源九郎狐(狐忠信)ですし。
戦上手には違いなかったのでしょうが、今で言うところの超KYで、頼朝はじめ家臣たちにも不興を買ってしまう、しかし本人はそれに気付かない。
確か竹宮恵子さん作画による『吾妻鏡』も買って読んだはずなのですが、本棚に見当たりません。
あまり印象にも残っていません。
この物語が強烈に記憶に残ってしまったせいかもしれません。
年号の語呂合わせだけじゃなく(現在は“イイクニ”ではなくなっていますが)、鎌倉幕府ができるまで、を手軽におさらいしたい方には、おススメしたい作品です。
まだ一度も行った事がなくて、そのうち行きたいなと考えていたところへの残念なニュースでした。
植え直してうまく根付くといいのですが。
一度も行った事がないわりに、なんだか見覚えのある風景に思えるのは、『遙かなる時空の中で3』のゲームの背景で見ていたからに間違いありません。
ところで・・・
2月中旬からCSの時代劇専門チャンネルで、大河ドラマ『草燃える』の再放送が始まり、また、『遙か3』をプレイしていたことで、以前好きだったあるコミックを思い出しました。
そこで、この機会に改めて読み返してみました。
北条政子の半生を描いた『華の王』
現在は文庫本で出版されているようです。
『草燃える』は約30年前(初代ガンダムと同じ年)の番組なので、記憶も曖昧でした。
キャストは結構正確に覚えていたのですが。
改めて観ると、松平健さんは爽やかで凛々しくてカッコいいし、松坂慶子さんは本当に可憐で可愛くて美しい
あ、『ケロロ軍曹』のギロロ役の中田譲治さんが坂東武者の一人として出演されていたのには、驚きました。
このドラマを観ていて、ここしばらく忘れていた「私は源義経が嫌いだったんだ」という事を思い出しました
同じく大河ドラマの『炎立つ』の義経も嫌い
(注:原作小説の『炎立つ』に登場する義経は嫌いじゃない)
この2作は脚本家が同じなので、この人の脚本による義経像が嫌いなだけなのかもしれませんけど・・・。
なぜ忘れていたかと言えば、『遙か3』の九郎さんがいいヤツで好きなキャラの一人だったから。
話は戻って『華の王』ですが、この作品は北条政子が主人公で、女性の目線から見た物語になっています。
この政子と頼朝の関係は好きですね〜。
うわなりうち、という風習についても、この本を読んで知りました。
2人が幼い頃に一度出逢っていた、というオリジナルのお話も織り込まれているのも、面白いです。
2人の長女の大姫と木曾義仲の息子の義高の悲恋は、何を見ても読んでも同じように描かれているので、きっとあの通りだったのでしょうね。
ちなみに、ここに描かれている義経も、やっぱりキライ。
「判官贔屓」の本家本元ですけど、私は贔屓する気になれません。
歌舞伎の『義経千本桜』は特に「四ノ切(河連法眼館の段)」が好きで、何度か観劇してますが、お目当ては九郎判官ではなく源九郎狐(狐忠信)ですし。
戦上手には違いなかったのでしょうが、今で言うところの超KYで、頼朝はじめ家臣たちにも不興を買ってしまう、しかし本人はそれに気付かない。
確か竹宮恵子さん作画による『吾妻鏡』も買って読んだはずなのですが、本棚に見当たりません。
あまり印象にも残っていません。
この物語が強烈に記憶に残ってしまったせいかもしれません。
年号の語呂合わせだけじゃなく(現在は“イイクニ”ではなくなっていますが)、鎌倉幕府ができるまで、を手軽におさらいしたい方には、おススメしたい作品です。
秋月あきねさん、nice!ありがとうございます。
この政子様には荼吉尼天は憑いていないようですよ。
by 青苺シル子 (2010-03-16 21:29)