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大和路の旅《1日目/寺院編》その弐 [旅・歴史]

◇葛城編◇

法隆寺を後にしてバスでJRの駅に戻り、次の目的地である當麻寺へ向かうために、王寺経由で高田市方面への電車に乗りました。
行程を組むにあたり、悩んだ点がここでした。
當麻寺の最寄り駅である、近鉄の当麻寺駅はフリー区間に入っていません。
路線図や地図、時刻表などとにらめっこしながら、出した結論は、近鉄当麻寺駅に一番近いJRの駅で下車し、タクシーで当麻寺駅までをショートカットする、というもの。
タクシー代だけは実費になってしまいますけどね、時間を無駄にしたくなかったので。

當麻寺には今までにも数回訪れているのですが、時期がいつも5月上旬(つまりGW)だったので、とても混雑していたのです。
ここは牡丹の名所ですから[かわいい]
なのに今回は、自分たち以外にほとんど人が居ないという、ほぼ貸し切り状態。
なんて快適な拝観[exclamation×2]

境内に入ってすぐの所に、白鳳時代に作られた、日本最古の梵鐘があります。
090718當麻寺日本最古の梵鐘.jpg

當麻寺◆続き


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大和路の旅《1日目/寺院編》その壱 [旅・歴史]

この週末に一泊二日で、JRの「奈良・大和路遊々きっぷ」を使って、大和路を旅してきました。
名古屋〜京都の往復の新幹線[新幹線]と、奈良のフリー区間の主要なJR線・近鉄線・奈良交通バスが乗り降り自由という企画もの切符です。[電車][バス]

一日目は、お寺巡り。
◇斑鳩編◇
JRで法隆寺駅まで行き、そこからバスで法隆寺門前まで。
バスが到着したのは11時頃。少し早いけど昼食にする事にして、その真ん前にあったお店で、梅うどんを食べました。
そして、いざ参拝へ!

国宝・中門です。
090718法隆寺1.jpg
門を護るのは、日本最古の金剛力士像。
090718法隆寺吽像.jpg090718法隆寺阿像.jpg
回廊から眺めた図。
090718法隆寺エンタシスの柱.jpg

回廊より内側は、こちら↓


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歴女と呼ばないで〜 [旅・歴史]

近頃、「歴女」「アシュラー」「仏像ガール」などという言葉が飛び交っています。

世間の分類的に見れば、私も「歴女」やら「仏像ウーマン(ガールとはさすがに恥ずかしくて言えない)」に入るのかもしれませんが、正直、イヤですね。

これらの言葉が世間で流行るよりずっと以前から、歴史に縁のある場所を旅して、神社仏閣をめぐり、仏像を鑑賞するのが好きでしたから。
私の場合、阿修羅像よりも不動明王のほうが好きなので、「アカラー」になるのかな?
(大黒天が好きな人なら「シヴァー」?言い出したらキリがないな。)
でも今更、変なカテゴリーに括られたくないんです。
とは言っても、きっかけになったものが違うだけで、やっている事には変わりないんですけどね(苦笑)

『戦国BASARA』で人気が急上昇している仙台周辺も、大河ドラマ『独眼竜政宗』の放送後に行きました。
同じく大河ドラマの『炎立つ』の放送後には、平泉の中尊寺の他、現在の奥州市のあちこちの史跡、しかも結構マイナーな場所を巡ったりしました。
『森蘭丸』のドラマのロケがあった、蘭丸の出身地(岐阜県兼山町)に行った事もありました。
『日出処の天子』を読んで飛鳥時代や大和朝廷に興味を持ち、奈良県の明日香地方にも何度か行きました。
スーパー歌舞伎『オグリ〜小栗判官』を観て、熊野の湯の峰温泉に行きました。
思えば、あれが初めての熊野旅でした。

一番最近(と言っても数年前)では、「『遙か3』を辿る熊野の旅」ですね。
(その1)龍神温泉
(その2)田辺〜中辺路
(その3)勝浦〜旅の終わり
(番外編)余談
青岸渡寺と那智の滝.jpg

そういえば『遙か3』つながりでは、京都の宇治にも行きました。
第一章の舞台だからっていう理由で。
宇治川.jpg
橋姫神社にも行きたかったのですが、結局場所が分からず辿り着くことができませんでした。
おかしいなぁ、ガイドブックにも載っているのに・・・。
「やっぱりリズ先生の案内が無いとダメなんだよ[バッド(下向き矢印)]
と考えることにして、諦めて帰ってきました。
せっかく宇治に行ったので、この後「源氏物語ミュージアム」にも寄ってきましたよ。

・・・こうして見ると、充分に年季の入った「歴女」のようでもありますね(苦笑)


最近の流行りは戦国武将のようですが、少し前には(いや、現在も継続的にかな?)幕末がブームでしたよね。
何がきっかけであれ、自分の国の歴史や人物に興味を持ち、知ろうとすることは、良い事だと思います。

ただ所謂「歴女」の中には、場所をわきまえずに場違いなはしゃぎかたをする人達もいると聞くので、それはいただけないな、と思うわけです!



さて、そんな私(&妹)の次の旅は・・・・・・ちょうど昨年の今頃、記事の中で何やら書いておりました[わーい(嬉しい顔)]
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『ブルータス』の仏像特集 [旅・歴史]

記事のアップが前後してしまいましたが・・・。

4月1日発売の『ブルータス』を書店で見かけて、思わず手を伸ばしてしまいました。
神社仏閣巡りと仏像見物が好きな私には、興味ある特集です。

BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]

BRUTUS (ブルータス) 2009年 4/15号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: マガジンハウス
  • 発売日: 2009/04/01
  • メディア: 雑誌


中をパラパラッとめくってみて、面白そうで即買い。
仏像が伝来してからを、ドラマ仕立てにして分かりやすく書かれています。
ブルータス1.jpg
見出しがまた面白い!
「外タレ来日」とか「仏像バブル」とか「筋肉番付」とか[わーい(嬉しい顔)]
ブルータス2.jpg
真ん中には、とじ込みで仏像カードなんてものまで付いていました。
ブルータス3.jpg
後半には、素朴な疑問に答えてくれるQ&Aコーナーも載っています。
ブルータス4.jpg

仏像に関して全く知識のない人には分かりやすく、偏った多少の知識を持っている私には、改めて知ることがあったり、こんな例えがあるのかと納得させられたりと、しつこく繰り返すようですが、面白いです[exclamation×2]

バックナンバーが置いてある書店もあるようですし、Amazonでも購入できるようです。
興味のある方は、ぜひぜひ!
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日帰り旅行に当選!・・・が! [旅・歴史]

昨年末に、とある薬局チェーンの懸賞に応募しました。
「今年最後の運試し」と謳われていたもので、お目当ては《温泉旅館にペアで一泊ご招待》でした。
応募したこともすっかり忘れてしまっていた今年の2月末頃、当選通知が届きました。

でもそれは一泊旅行ではなく、日帰りバスツアー。
しかも当選者本人のみ!
『南信州を思いっきり楽しむ』というようなタイトルがついていました。
家族や友人など、同行はできるのですが、1万円ほどの実費が必要とのこと。
「一人じゃ寂しいから、お金払って一緒に行って。」とも言えず、迷っていました。

でもまあ、せっかくの機会だから、と一人で参加することにしました。
メインイベント(と思われる)天竜舟下りも、未体験なので興味がありましたし。

4月初旬の平日に、会社をお休みして旅に参加しました。
当日は、快晴で気温も高め[晴れ]
さすが、私は晴れ女[exclamation×2]

最初の訪問地は『お菓子の里 飯田城』
お菓子の城飯田城.jpg
長野県の飯田市は、生菓子の生産が全国の3割を超えるのだそうです。
赤飯まんじゅうなどの製造過程がガラス越しに見えるようになっていて、歩いた先にはお土産売場!
会社で配るお菓子と、自宅用の「赤飯まんじゅうと野沢菜まんじゅうの詰め合せ」を買いました。
「おやき」にも野沢菜が入っているものがありますが、コレはまさしくおまんじゅう。
外側の部分が甘いんです。
野沢菜の塩味とのバランスがなかなかよくて、親にも好評でした[手(チョキ)]

次に訪れたのは『ふるさと水引工芸館』。
のし袋についている、あの水引で小物や造花を作っているのです。
水引もまた、飯田市が全国一の生産を誇っているそうです。
工芸館の館長さんが、きみまろ風のトークをしながら小物制作の実演をしていました。
地域によって、いろんな工芸品があるものなんだなぁ〜と、感心しつつ、買ったのは『信州限定 一味キットカット』[あせあせ(飛び散る汗)]

この後、野沢菜センターでキノコづくしのお昼ご飯をいただき、お土産の漬け物詰め合せを購入し、いざ天竜川の舟下りへ[exclamation×2]


弁天港の待合室で救命胴衣を渡され、装着してから乗船。
船頭さんという言葉のイメージから、年配の人を想像していたのですが、操舵していたのは現代風な茶髪のお兄さん達でした。
前方の船頭さんが鳥のエサを投げると、鳶やカラスがバサバサと寄って来ました。
     天竜舟下り、水面の鳥.jpg

この時期にしては水量が多いと、船頭さんが語ってくれました。
     天竜舟下り、岸の桜.jpg
カメラを構えようとすると「そろそろ飛沫があがりますよ〜、ケータイとかカメラとか、水に濡れると困るものは鞄の中にしまってくださいね〜」と声がかかるので、なかなか写真が撮れません[ふらふら]
     天竜舟下り、急流手前.jpg

右手に見えた、ほぼ満開の桜の木。青空に映えています
     天竜舟下り、ほぼ満開の桜.jpg

天竜橋は老朽化したため、現在架け替え工事中でした。
奥が現在の橋、手前が新しく建設中の橋です。
ほとんど出来上がっているように見えますが、開通するのは来年とのこと。
     天竜舟下り、橋の架替.jpg

舟を降りた時又港の岸辺に『ウエストン碑』がありました。
     天竜舟下り、石碑.jpg

下って来た舟はクレーンで吊り上げ、トラックに積み込んで弁天港まで運びます。
     天竜舟下り、レッカー.jpg
手漕ぎの舟だから川をそのまま遡上するのは無理なんですね〜。

天気が好く、風もなく、開放感に溢れて楽しいひとときでした。
バスの狭い座席に戻るのが勿体ないと思えるくらいに。



しかしバスの中の方がよほど楽だと思えるほどの試練が、この先に待ち構えていたのでした・・・・[がく~(落胆した顔)]
・・・や、中には楽しんでいた方達もいるんでしょうけどね。私にとっては辛かったんですよ。[もうやだ~(悲しい顔)]


待ち受けていた手強い罠・・・


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紅葉狩り・・・と、お花見 [旅・歴史]

三連休の初日、前日までの寒気も去り、好いお天気で行楽日和となりました。
そこで何年ぶりかで湖東三山に、紅葉狩りに行ってまいりました。
湖とは琵琶湖のこと。湖東三山はその東南に在る天台宗のお寺です。
西明寺 [次項有] http://www.saimyouji.com/
金剛輪寺 [次項有] http://kongourinji.jp/
百済寺 [次項有] http://www.hyakusaiji.or.jp/


・・・と言っても、渋滞などで時間切れとなり、西明寺と金剛輪寺の二山だけになってしまいました。
あと一カ所の百済寺には、日を改めて、新緑の季節にでも行くこととしましょう。

湖東三山で最も北に位置するのが西明寺。
参道にはこんな立て札が・・・。西明寺の苔.jpg
「そんなこと誰が聞いたんや?苔が言ったんか!」とツッコミを入れているおじさんがいました。(笑)


紅葉の写真をもっと見る


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東北で大地震・・・ [旅・歴史]

今朝、岩手県内陸部で大地震があったのですね。
「平成20年岩手宮城内陸地震」と名付けられたとか。
最大震度を記録したのが奥州市のようで、心配しています。
知人や親類が居るわけではありませんが、旅行で何度か訪ねて、親近感がある場所なのです。
衣川、江刺、一関、胆沢、金ヶ崎そして平泉・・・全て訪れた事のある場所です。
中尊寺金色堂などの歴史的建造物も、大丈夫なのか心配しています。
崖崩れが起きている場所、あれは厳美渓や猊鼻渓ではないの?
観光客で被害に遭った方々も居るのでは?
小岩井農場の羊さん達も、ビックリしただろうな。
大迫のワイナリーは無事なんだろうか・・・。
いや、事態はもっと深刻ですよね。

無くなられた方も数人いらっしゃるそうですね。
どうか、被害がこれ以上大きくなりませんように( ̄人 ̄)
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神在祭に行って来ました [旅・歴史]

『遙か4』の記事の中でも触れましたが、11月24日に出雲大社の神在祭に行ってきました。

正面鳥居の横に「神迎祭」「神在祭」の立て札と、「平成の大遷宮」の立て札が立っていました。

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クマのコドウ 第2弾 [旅・歴史]

JR東海の某駅で見かけました。
熊野古道のキャンペーンポスターです。

以前のものは、八咫烏と緑のクマさんだけだったのですが、今回はピンクの女の子クマさんとペアになっていました。
どちらのクマも、胸に抱いたハートに“KUMANOKODOU”と書かれています。
熊野古道そのものにも行きたいですが、このポスターが可愛くって、とにかくお気に入りです。


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京都祇園祭(宵々山) [旅・歴史]

名古屋はお昼前から台風一過の青空!
風はかなり強いけど、もう雨の心配は無さそう。
西の方ならもっとそうなのでは?

と言う訳で、急遽午後から京都に向かいました!
目的はもちろん祇園祭・・・に間にのみ配布される限定品の、ブルブルくん団扇!!

これが戦利品。
街を歩く他の人々が持っている団扇は、プラスチック製が殆ど。
なのにこのブルブルくん団扇は、ちゃんと竹でできているんですよ!
安っぽくなくていいなぁ(*^-^*)
そして「むらさきの 瞳にやさしき ぶるぶるくん   字余り」と、俳句(?)が書いてあります。

じつは、わかさ生活さんの本社は日祝日お休み(普通そうですよね)。
でも、お祭り期間中には団扇が配られる、と言う情報を手に入れたので、知らずに行った訳です。
今回は実に運良く、社員の方とエレベーターでご一緒することになり、会社はお休みなのに社内から団扇を取ってきて下さいました。
なんていい人たちなんだ!なんていい会社なんだ!p(T^T)q
行った甲斐があったというものです。
人混み大嫌いなのに・・・。
わざわざ名古屋から京都まで、団扇をもらうためだけに・・・!(馬鹿?)

でも考えてみれば、電車の一部運休や遅れ、その他の理由で、もしかしたら今日はこれでも、通常よりも人出が少ない方だったのかも?

せっかく行ったので、山車を撮ってみました。
長刀鉾です。
てっぺんまで入れると・・・

・・・長い・・・。

これは鶏鉾。
とても全部見る気力も時間もないので、五条まで歩きつついくつか遠目に眺め、五条から地下鉄で一駅、京都に戻りました。

京都駅地下にあるお土産市場のようなところの奥に、漬け物の西利のお食事処があります。
私たち姉妹はそこが結構お気に入りで、時間が合えば“漬け物寿司点心デザート付き”を食べるのです♪
ちょっと苦手な茄子の漬け物も、お寿司になっていると何となく食べられて不思議。
その後、家へのお土産の漬け物を買って、のぞみで名古屋に戻ってきました。

宵山、山鉾巡行は、テレビででも見ることにします。

ちょこ太くん、「オツカレタマデシタネ」って、言って欲しかったな・・・
キミにはお土産がないから、駄目?


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